この記事を書いた人 2010年代にIT系の会社を創業。2026年1月、法人破産・自己破産を決断し、現在手続きを進めています。 → 運営者について
「自己破産して後悔しないだろうか」
私も、決断する前は何度もそう考えました。
結論から言うと、後悔するかどうかは、状況と心構え次第です。
後悔する可能性があること
自己破産には、デメリットがあります。これを理解しないまま決断すると、後悔につながります。
クレジットカードが作れない(5〜10年)
自己破産すると、信用情報機関に事故情報が登録されます。
約5〜10年間、クレジットカードの新規発行は難しくなります。
ローンが組めない
住宅ローン、自動車ローンなども、同様の期間は難しい。
大きな買い物は現金で行う必要があります。
一部の職業制限(手続き中のみ)
弁護士、税理士、警備員、宅建士などは、破産手続き中は就けません。
ただし、免責確定後は復権し、再び就くことができます。
持ち家があれば手放す
持ち家がある場合、処分対象になります。
家を残したい人にとっては、大きな後悔ポイントになりえます。
官報に載る
名前と住所が官報に掲載されます。
一般人が見ることは少ないですが、気にする人もいます。
後悔しなかった人の共通点
一方で、「自己破産してよかった」という声も多いです。
借金に追われる生活から解放された
毎月の返済に追われる生活。督促の電話。延滞への恐怖。
これらから解放されることは、想像以上に大きい。
精神的に楽になった
「借金」という重荷がなくなり、精神的に楽になった人は多い。
夜眠れるようになった、という声もあります。
早く決断したことで傷が浅く済んだ
ずるずる引き延ばすと、借金は膨らみ、状況は悪化します。
早めに決断した人は、「もっと早くやればよかった」と言うことが多い。
「もっと早くやればよかった」
これが、後悔しなかった人に共通する言葉です。
私が自己破産を決断した理由と本音
約8,000万円の負債
私の会社の負債は約8,000万円でした。
銀行融資約4,000万円(代表者保証あり)、取引先への未払い、税金など。
個人で返済することは不可能でした。
返済の見込みがなかった
このまま続けても、返済の見込みはありませんでした。
むしろ、借金は膨らみ続ける可能性が高かった。
今のところ後悔はない
正直に言います。
今のところ、後悔はありません。
決断できてよかった。これ以上、状況を悪化させずに済んだ。
まだ手続き中なので、これから辛いこともあるでしょう。でも、先が見えてきた感覚があります。
後悔しないためのポイント
早めに専門家に相談する
一人で悩まない。弁護士に相談する。
無料相談を実施している事務所も多いです。
自己破産以外の選択肢も検討する
自己破産だけが選択肢ではありません。
- 任意整理
- 個人再生
- 経営者保証ガイドライン(経営者の場合)
弁護士と相談して、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
メリット・デメリットを理解した上で決断する
デメリットを理解しないまま決断すると、後悔につながります。
「こんなはずじゃなかった」を防ぐために、事前にしっかり理解する。
「恥ずかしい」で判断しない
恥ずかしいからと先延ばしにして、状況を悪化させない。
自己破産は恥ずかしいことではありません。
まとめ
後悔する可能性があること:
- クレジットカードが作れない
- ローンが組めない
- 持ち家を手放す
- 官報に載る
後悔しないためのポイント:
- 早めに専門家に相談
- 選択肢を比較検討
- メリット・デメリットを理解
- 「恥ずかしい」で判断しない
私の本音: 今のところ後悔はない。決断できてよかった。
この記事の情報について 本記事は筆者の個人的な経験に基づいています。具体的な判断については、必ず弁護士等の専門家にご相談ください。
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